【Old Man’s Journey】おじいちゃんの記憶を巡る旅のトロフィーコンプリート&プレイ後記

目次

はじめに

PS Storeで2023年4月26日~5月10日に開催されていたGolden Week Sale。セールは毎回ちゃんと確認してはいるのですが、いつもはリストの上位にある有名タイトルあたりをパパッと見て終わっていました。

けれど今回はアドベンチャーゲームをメインに探していた事もあって、製品版&ゲームセットで絞り込んでリストの上から下までじっくり確認してみました。良く分からない同じようなサムネイルが大量に並んでいたり、インディーゲーム系やザ・海外ゲームというようなゲームも大量にあって結構面白かったです。

そんな中見つけたのが『おじいちゃんの記憶を巡る旅』でした。
もうタイトルと製品紹介のイラストを見ただけで気に入ってしまい購入しました。おじいちゃん子だったのでおじいちゃんが主人公というだけで興味をそそられた訳です。
セール中でなんと脅威の254円!!やっす!!ありがとうセール!!

ここではトロコンに関する記録と、プレイ後記を記録しておきます。

 多分にネタバレが多いので、閲覧は自己責任にてお願いいたします。
 主観による感想ばかりですので意に反して不快な想いをさせてしまうかもしれませんが、何卒ご了承ください。
 実際にプレイした内容・感想を記載しておりますが、中には誤った情報があるやもしれません。その際には是非ご指摘ください。

『おじいちゃんの記憶を巡る旅』のトロフィー一覧及び取得日

総トロフィー数:全13種

グレードタイトルアンロック条件アンロック日
命、喪失、和解と希望トロフィーを集めよう2023.05.09
村の事情通アデラインアデラインは、小さな村の最新事情に通じていると想いたがる人間だ。2023.05.08
窓ピアノ不思議な浸食作用によって、ホテルの窓のシャッターが美しい音できしむようになった。2023.05.08
カメのカシオペアカシオペアはつかみどころのない生物だが、我慢強い者には正体を現してくれる。2023.05.08
放浪者ヒューゴヒューゴは通りすがりのハイカーを呼び止めて、カナスタに誘うのを好む。2023.05.08
灯台守ジョージジョージはほとんどいつでも、大好きな釣りにふけっている。2023.05.08
カエルの合唱歌で大志を抱く小さなカエルの一団。2023.05.08
快適な旅非常事態に陥ることなく列車に乗ろう。2023.05.09
ささやき羊使いあるステージで、最小限の指示で羊の行く手を導こう。2023.05.08
エンジョイ・ドライブトラックを1マイル運転する。2023.05.08
神童チルダチルダはお父さんの工具箱を見つけて以来、修理屋として抜群の才能を見せ始めている。2023.05.08
庭師アルバートアルバートはもともと財務系の事務仕事をしていたが、思い切って念願の庭師になった。2023.05.08
ジ・エンドクレジットを最後まで視聴した。2023.05.08

トロコンした時のプラチナ取得率は33.0%、トロコンまでの総プレイ時間は約2時間30分程度でした。

購入してから知りましたがゴールドトロフィーだらけという、いわゆるトロフィーブーストゲームでした。トロコンをしたらトロフィーレベルが一気に3つぐらいアップしてビビりました。

トロフィーのほとんどはゲームクリア後にトロフィーの取得条件を見てから取りに行きました。
一度クリアしたステージはオプションボタンからステージセレクトが可能なので、再度プレイして書いてあるとおりの人や物をタッチするだけで簡単に取得出来ました。
トロフィーがこのゲームの世界観を補完してくれています。

トロフィー取得メモ

トロフィーを取得する際に心掛けた事、トロフィーを取得した時の感想を抜粋して記録しておきます。

ゴールド:快適な旅

終始簡単な本作のトロフィーの中で、唯一何度も挑戦しなければならなかったのがこの「快適な旅」というトロフィーです。

ステージ5では自動で走る列車の為に上下に分裂している線路や橋を繋げて駅まで到達させないといけません。これが意外と難しい!列車のスピードに合わせて操作をしなければいけないので慌ててしまうし、線路を連結させようにもどうしてもズレてしまってすぐに列車が止まってしまいます。

取得するにはただただやるしかありません。何回もやってちょっとずつ分裂した線路の位置をなんとなく記憶していきました。カーソルを常にゲーム画面の右側に置いて線路が出てきた瞬間に動かすようにしていました。こればっかりは自分のプレイヤースキル頼みです。

5回目でようやく成功しました。ちょっと連結が遅くて列車のスピードが緩くなった時があったのですが無事に取れました。どうやら列車が汽笛を鳴らして完全に止まらなければ成功扱いになるようです。

『おじいちゃんの記憶を巡る旅』のプレイ後記

プレイログ

プレイ期間:2023年05月08日~2023年05月09日

プレイ後記

子供から大人まで遊べるしかけ絵本のようなゲーム

このゲームはおじいちゃんの旅を手助けしてあげるというゲームです。おじいちゃんの為に地形を操作して道を繋げてあげ、進ませたい場所に道標となるピンを差してステージをクリアしていきます。

ステージは絵本のような世界が広がっています。しかけ絵本のように窓やドアを開けたり閉めたり、鐘を鳴らしたり、ペットを触ったりとタッチする事でささやかなギミックが動きます。

ゲームとしては至極シンプルで出来る事も少ないのですが、だからこそ全年齢の人が遊べるゲームになっていると思います。かなり童心に帰って遊んでしまいました。

パズルはちょうど良い難易度

パズルゲームは一切やらないので、実は本作をプレイする前に難しかったらどうしようかとちょっと心配していました。

実際にプレイすると道を繋げるパズル部分の難易度はちょうど良かったと思います。
最初の方のステージは簡単だと思う部分もあったり、中盤以降はどうしたら道が繋がるかと頭を悩ませる箇所も多かったです。しかし色々操作したり試行錯誤を繰り返せば自力でクリア出来ました。

このゲームは2Dですがちゃんと奥行きの概念もあるので道を繋げる際はそれをしっかり活用しなければいけません。その辺り良く作られていると思いました。

低年齢の子からでも出来るだろうし良い頭の運動になるんじゃないでしょうか。

とにかくおじいちゃんが可愛い

本当におじいちゃんが可愛いです。このゲーム、これに尽きます。
髭を撫で付ける仕草、トコトコと歩く姿、坂道をちょっと苦しそうに上る姿等全部が可愛いです。特にベンチによっこらしょ、という感じで座る姿が好きです。

そんなおじいちゃんを滝下りさせるのが毎回心苦しかったです。ずぶ濡れで寒そうな時は体調を崩すイベントが入ったらどうしようかと本当に心配になっちゃいました。

おじいちゃんの人生を想像する楽しさ

ゲーム中は美しい音楽やちょっとした物音以外、台詞もナレーションも一切ありません。ステージ上で起こる出来事や、ステージクリア後のおじいちゃんの人生の断片もただイラストとして見せられるだけです。プレイヤーはそれらを全て自分で想像して解釈をしなければなりません。

1枚のイラストから伝わる情報は充分たくさん与えられています。補助的に辛い記憶の時には現実でも嵐が吹き荒びます。その積み重ねでおじいちゃんがどんな人間性でどんな人生を送って来たのかが分かるので感情移入が出来ます。

ありきたりな、よく聞くような普通の人生かもしれません。決して褒められた人生ではないでしょう。でもおじいちゃん本人にとっては幸せも後悔もある特別で大切な記憶です。それを回想しながらおじいちゃんがただ歩くだけ。旅の途中誰かと特に関わる事もありません。でもそれが人生を顧みるおじいちゃんの心境とマッチしていて良かったです。

イラストも油絵やアクリル絵等の絵画的な美しいイラストで見るのが毎回楽しみでした。描かれたキャラクターもこれまた絵本のように優しいタッチで可愛かったです。

旅の終わりは話の展開が分かりつつもホロリとせずにはいられませんでした。良かったねおじいちゃん!と旅の手助けをして来た満足感でいっぱいでした。

おわりに

ゲームのボリューム自体ははっきり言って少ないですし、パズルゲーム部分もめちゃめちゃハマったというような事も無かったのですが、このゲームは非常に記憶に残るゲームです。そしてとても癒やされます。
ただのトロフィーブーストゲー扱いで終わるには勿体ない作品だと思います。多くの小さなお子さんにプレイして欲しいなあ。

不満があると言えばおじいちゃんの幼少期からの記憶も見たかったなあというぐらいでしょうか。絶対わんぱく少年だった事でしょう。そして幼少期のおじいちゃんも可愛かったに違いない。

こういう出会いがある事が分かったので、今後のセールは隅から隅まで目を皿のようにして確認するようにしようと思いました。

ゲームをクリアしてなお、おじいちゃんの未来を想像する楽しさがまたあります。おじいちゃんの旅はまだまだ続くと思うと嬉しくなります。おじいちゃんいつまでも元気でいてくれ!

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