はじめに
2024年のGWにどうしてもやりたくなって始まったアドベンチャーゲーム強化月間。
最初に選んだゲームが特殊な猟奇的な事件を追ったアドベンチャーゲームだったので、心癒されるゲームをやろうと最後の締め括りに選んだのが本作です。
温かい雰囲気の中で絵を描いたりパズルをしたり、というゲーム内容に惹かれ購入していたもののなかなかプレイするタイミングがありませんでした。ようやく気持ち良くプレイ出来る時が来ました。
猫も出るしね!
ここではトロコンに関する記録と、プレイ後記を記録しておきます。
多分にネタバレが多いので、閲覧は自己責任にてお願いいたします。
主観による感想ばかりですので意に反して不快な想いをさせてしまうかもしれませんが、何卒ご了承ください。
実際にプレイした内容・感想を記載しておりますが、中には誤った情報があるやもしれません。その際には是非ご指摘ください。
『Behind the Frame 〜とっておきの景色を〜』のトロフィー一覧及び取得日
総トロフィー数:全20種
グレード | タイトル | アンロック条件 | アンロック日 |
---|---|---|---|
Beyond the Frame | すべての実績を獲得しました。おめでとう! | 2024.05.17 | |
インスピレーション | 深い黄色の太陽。 | 2024.05.16 | |
きっかけ | 赤銅色の壁。 | 2024.05.16 | |
偶然の再会 | 藍鼠色の街道。 | 2024.05.16 | |
額縁の向こう側 | 心の底に秘めた想い。 | 2024.05.16 | |
ローラー作戦 | 計78タイル。押せばいいってもんじゃない。 | 2024.05.17 | |
完熟派 | 黄身までしっかり火を通さないとね! | 2024.05.16 | |
マネの誕生日 | ベルト・モリゾ。 | 2024.05.17 | |
文章自動補完機能 | 最先端の技術。 | 2024.05.16 | |
ほんとに開かない | ここから出してー! | 2024.05.17 | |
深淵を覗くとき | 深淵もまたこちらを覗いているのだ。 | 2024.05.17 | |
《接吻》 | エミーリエとの秘密。 | 2024.05.16 | |
絵の奏でる音を見た | すべての実績を獲得しました。おめでとう! | 2024.05.17 | |
円熟 | 一番美しいひとときだけを残して。 | 2024.05.16 | |
迷い | 過去の思い出を追い求めて… | 2024.05.16 | |
彼と彼の猫 | 君は飼い主の鑑だ。 | 2024.05.16 | |
写実主義の画家 | ありのままの瞬間を捕らえる。 | 2024.05.17 | |
ポストモダン的缶詰 | 再構築可能なフタも一種の芸術? | 2024.05.16 | |
走れ!Jack | 信じられているから走るのだ。 | 2024.05.17 | |
とっておきの景色 | すべてのJACK実績を獲得しました。おめでとう! | 2024.05.17 |
プレイしたバージョンはv2.0.1_01です。
トロコンした時のプラチナ取得率は25.6%、トロコンまでの総プレイ時間は約5時間程度でした。
余韻を忘れられず同じチャプターを繰り返しプレイしたりしたのでトロコンだけなら2~3時間もあればいけると思います。
トロフィー取得メモ
もしかしたら本作はトロフィーブーストゲームにカテゴライズされているのかもしれませんが、初見では気付かないトロフィーも多くて周回しました。
取り逃してもチャプターセレクトから取りに行けるので大変ではありませんが、獲得ポイントまではちゃんとプレイせざるを得ないので面倒と言えば面倒です。
初見で取り逃しがちなトロフィーは一覧にしてまとめてあるのでご参照ください。
『Behind the Frame 〜とっておきの景色を〜』のプレイ後記
プレイログ
プレイ期間:2024年05月16日~2024年05月17日
プレイ後記
ヘッドホンでのプレイがオススメ
本作はプレイ開始時に必ずヘッドホンでのプレイを勧められます。
実際このゲームにおいて音というのは重要な要素になっています。
主人公が流すBGM、生活音、鳥の鳴く声、風の音といった環境音、これら全てがこのゲームの雰囲気を高めると共にヒーリング効果をもたらしてくれます。
本当に心地が良いです。
もしヘッドホンが無くてもせめてイヤホンでやってみて欲しいです。
ハイセンスな絵やデザインが並ぶ
絵をテーマにしたゲームなだけあってゲーム中に出て来る絵はどれも綺麗でした。
絵だけでなく、物や色が多いのに汚い感じが一切しない主人公の部屋も良かったです。観葉植物といったグリーンと大量の絵とグラフィックに溢れた部屋がとにかく素敵でした。
街もヨーロッパ方面と分かる外観をしており、実際にユーロ圏である事が分かった時にやはり画家の聖地なんだろうなと実感しました。
チャプターロゴもオシャレだし、なんならトロフィーのアイコンイラストも良かったです。
その一番分かりやすい例がトロフィー「≪接吻≫」だと思います。
≪接吻≫はオーストリアの画家であるグスタフ・クリムトと彼の恋人エミーリエを描いた作品です。トロフィーアイコンはこの作品を模しているのですがそれがお気に入りです。ゲームの雰囲気そのままに可愛らしくデフォルメされていてとても好きです。
ちなみに公式サイトも展覧会を鑑賞しているような気持ちになります。
謎解きは簡単
本作では謎解きが用意されています。
しかしそこいらのアドベンチャーゲームとは比較にならないぐらい簡単なもので、やり慣れている人には物足りない難易度だと思います。
でもこのゲームは謎解きが本分では無いと思っているのでこれで丁度良いと思っています。カーソル感度は速くしたかったですが。
本編はサイドストーリーから
メインストーリーをクリアすると解放されるサイドストーリー。サイドストーリーをプレイするとメインストーリーとの関係が解き明かされ、ますます登場人物に感情移入していく事になります。
移ろいゆく四季の中で過ごされる男の慎まやかな日々は、時に美しく、時に切なく、時に哀しく、時に惨め。彼が生涯を経て見つけた答えが何だったのかを考えた時、どうしようもなく胸が締め付けられ涙腺が崩壊しました。思い出して書いている今もちょっと泣いてます。
サイドストーリーをプレイした後にもう一度メインストーリーをプレイしました。彼が開けたカーテンの先から始まるメインストーリーは最初にプレイした時と全く印象が違いました。
ここの解釈については書こうか迷ったのですがネタバレになるので止めておこうと思います。誰かと語り合いたいぐらいです。
おわりに
トロフィーブーストゲームの皮を被った素晴らしい作品でした。
こんな短い時間でここまで感動を与えてくれるゲームもそうなかなか無いと思います。プレイしている間、不思議と絵の具のあの独特な匂いが鼻腔をくすぐるようになるぐらいです。
ありがちな言い回しをすれば映画を一本観たかのような満足感です。こんなに誰かと話したい衝動に駆られたのも久しぶりです。何より疲れた頭と心を思う存分癒せるヒーリングゲームでした。
あとおじいちゃん子な自分にはとにかく刺さりまくりました。
難易度的には全世代にぴったりなゲームですが、現代社会に疲れている大人にこそプレイして欲しい一本です。
みかんちゃんとちびニャン可愛い!
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