【デスドア】Death’s Doorのトロフィーコンプリート&プレイ後記

目次

はじめに

本作は2023年8月のPS Plusフリープレイにて配信されました。可愛いカラスが主人公というのに惹かれてダウンロードしました。

くくりとしてはインディーゲームらしいのですが、インディーゲームとは思えないぐらいゲームデザインも世界観も音楽もどれもが完成度が高く、ほんの少しプレイしただけですっかりデスドアにハマってしまいました。そこからは使える時間の全てをデスドアに捧げ一気にクリアしてしまいました。

ここではトロコンに関する記録と、プレイ後記を記録しておきます。

 多分にネタバレが多いので、閲覧は自己責任にてお願いいたします。
 主観による感想ばかりですので意に反して不快な想いをさせてしまうかもしれませんが、何卒ご了承ください。
 実際にプレイした内容・感想を記載しておりますが、中には誤った情報があるやもしれません。その際には是非ご指摘ください。

『Death’s Door』のトロフィー一覧及び取得日

総トロフィー数:全25種

グレードタイトルアンロック条件アンロック日
The Shiniest Thing
最も輝かしいもの
Obtain all trophies and reap the ultimate reward
すべてのトロフィーを獲得し、究極の報酬を手に入れる
2023.08.21
Crow Gamer
カラスのプロゲーマー
Beat the game
ゲームをクリアする
2023.08.19
Academy of Umbrellas
アカデミー・オブ・アンブレラ
Beat the game only ever using an umbrella as your melee weapon
傘以外の近接武器を使わないでゲームをクリアする
2023.08.19
Meal for a King
王様向けの食事
Feed the Frog King an explosive treat
カエルキングにぶっ飛ぶような珍味を食べさせる
2023.08.19
Hot Pot
アツアツの鍋料理
Set Grandma’s pot on fire
グランマの鍋に火をつける
2023.08.20
Cremation
火葬
Upgrade the fire ability
炎の能力をアップグレードする
2023.08.20
Demo Crow
爆破作業カラス
Upgrade the bomb ability
ボムの能力をアップグレードする
2023.08.20
Crouching Tiger Hidden Crow
臥虎蔵烏
Upgrade the hookshot ability
フックショットの能力をアップグレードする
2023.08.20
Hawk Eye
ホークアイ
Upgrade the arrow ability
矢の能力をアップグレードする
2023.08.20
Banging Tune
最高の一曲
Listen to Barb’s magnum opus
バーブの最高傑作を聴く
2023.08.19
Clever Too Much
賢すぎ
Gain a devoted fan
熱心なファンを得る
2023.08.19
Specialist
スペシャリスト
Max out any of the 4 stats
ステータスをどれか1つ最大まで上げる
2023.08.19
Big Spender
お大尽
Purchase 12 stat upgrades
ステータスを12回上げる
2023.08.19
Ooh Shiny!
ピッカピカ!
Collect all shiny things
キラキラしたものをすべて集める
2023.08.21
Weapon Master
武器マスター
Collect all weapons
武器をすべて集める
2023.08.19
Zen
禅行
Find all shrines
すべてのほこらを見つける
2023.08.20
A Stroll with Jefferson
ジェファーソンと散歩 
Take a midnight stroll with Jefferson
ジェファーソンと一緒に真夜中の散歩をする
2023.08.20
Reap what you sow
まいた種は狩れ
All seeds collected and planted
すべての種を見つけて植える
2023.08.20
Conga Line
コンガ・ライン
Have a gang of 10+ forest spirits follow you
森の精を10匹同時に引き連れる
2023.08.20
Plot Head
庭ドタマ
Access Pothead’s secret garden
ナベドタマの秘密の庭園へ入る
2023.08.19
Lord of Chores
雑用の王
100% Complete the game
ゲームを100%クリアする
2023.08.21
Squid Soup?
イカのスープ?
Accept Jefferson’s Soup
ジェファーソンの食事を食べる
2023.08.18
No Threat Detected
問題なし
Get a forest spirit through security.
警備の目を盗んで森の精を通す
2023.08.20
In Caw-Hoots
フクロウと共謀
Meet with 3 owls
3匹のフクロウと会う
2023.08.21
A True Ending
真実の終わり
???
???
2023.08.21

本作のPS5版のトロフィーは全て英語となっています。Steam版の実績は日本語対応していたのでその情報も併せて記載しています。

トロコンした時のプラチナ取得率は2.8%でした。どうやら傘縛りが足を引っ張っている模様です。単純に100%クリアをしたら満足する方が多いのかもしれません。

トロフィー取得メモ

Academy of Umbrellas / アカデミー・オブ・アンブレラ

ゲーム冒頭で入手出来る忘れられた傘は武器の中でも最弱です。初期装備のリーパーの剣で3回攻撃で倒せる敵が6回も必要となる弱さです。ただの傘なのでネオンカラーに光る事も無ければエフェクトが出る事もありません。せいぜいシュパシュパ鳴るだけです。そんな傘でラスボスまで倒すというのがこのトロフィーです。

1周目の初見プレイで傘縛りをしました。アクションが上手でもないのにいきなりハードモードを選んだせいでかなり苦労する事になりました。
傘縛りに加えて体力・魔力も初期値、魔法のアップグレードもしなかったのでクリアするまで結構時間が掛かったしリトライの回数も多くてしんどかったです。

このゲームのアクションは決して高難易度では無いので、アクションが得意な人は傘縛りをすると程良い緊張感で遊べて楽しいのではないでしょうか。
個人的には2周目に選ぶ武器としてオススメします。傘をずっと握りしめるカラスは可愛いです。

No Threat Detected / 問題なし

扉の広間に居る森の精を1匹以上連れてセキュリティゲートを通るだけの、なんて事ないトロフィーです。

しかしこのトロフィーは物語終盤になると扉の広間の様子が変わるせいで終盤には取得不可となる、所謂時限トロフィーというものに分類されます。
しかも必ず通過するボス戦とは違い、このトロフィーの為だけに敢えて行動しなければならないというのも少々特殊です。

取り逃して且つセーブデータのバックアップが無いような場合はもう1周追加が確定となってしまうので注意が必要です。実際このトロフィーは2周目で取得しました。

A True Ending / 真実の終わり

ラスボスを倒して一度ゲームをクリアすると、更に続けて遊べる夜の世界で辿り着く事が出来る真エンディングのトロフィーです。

自分は物語は進行したらその都度全てのキャラクターに話を聞きに廻ったりとそれなりにマメな方だと思っていました。しかしこの真エンディングに関してはキャラクターの台詞やゲーム上の説明なんかでヒントを得られず、何をすれば良いのかさえ分かりませんでした。何か見逃していたのでしょうか。

最終的に攻略情報を調べて獲得しました。自力じゃ真エンディングを迎えられなかったと思います。

『Death’s Door』のプレイ後記

プレイログ

1周目プレイ期間:2023年08月17日~2023年08月19日

2周目プレイ期間:2023年08月20日~2023年08月21日

プレイ後記

独特な世界観で可愛いキャラクター

このゲームはカラスが主人公です。そこが既に独特です。一見すると無表情に見えますが表情は豊かでとても愛らしいです。

各地で出会うキャラクター、ダンジョンで出会う敵、強大なボス。その誰もが個性的です。何なら良く分からない生物だっています。
ゲームの世界を言葉で分かりやすく説明してくれたり、お喋り好きなキャラクターなんかは居ません。テキスト量としては少ない方だと思います。
しかしそれでも十分な程ビジュアル面でのキャラクターの個性、喋り方の個性、モーションの個性と、皆それぞれに個性が用意されています。彼らを見ていると一見とっ散らかっているように見えるこのゲームの世界観も妙にしっくり来ます。

そして時にコミカル、時にシニカル、そしてブラックでダーク。プレイすればする程このゲームにハマっていきました。

これもひとえに翻訳の力もあると思います。ゲームの雰囲気に合ったローカライズをしてくれているので違和感無く遊べました。

視覚効果の作り込みが素晴らしい

ダークファンタジーの要素をたっぷり入れておとぎ話のような雰囲気もある本作。
その雰囲気作りに一役買っているのがクレイアニメのような質感のマップです。近くははっきりとして遠くは少しぼやけるというジオラマ的な視覚演出も合わさって不思議感が増していてとても良いです。

可愛らしい雰囲気ばかりでは無く、死んだ時の「DEATH」だったり主要キャラクターの登場時のテロップだったりと、シンプルでスタイリッシュな演出効果も多く恰好良さもあります。

キャラクターと話す時にテキストが揺れたり大きくなったりして感情表現をしてくれるのもとても良かったです。そのキャラクターの感情がちゃんと伝わる良い手法だと思いました。

カメラは見下ろし固定視点というのも良かったです。最近はカメラが近いだの文句を言う事が多いですがそれもありません。逆にこのカメラ固定を活かした隠し要素なんかも用意されていて上手に作られていると思いました。

アクション&戦闘について

アクションの難易度は低い方だと思います。ボスを含む敵のモーションはせいぜい3~4パターンですし、ステータスを上げなくても避けられる猶予がちゃんと用意されているのでクリアは難しくないと思います。なんなら敵の攻撃パターンは使い回しているなと感じる部分もありました。

なお、アクションが下手だと自負している自分は初見プレイ時はなかなか勝てなくて結構しんどかったです。

落下攻撃は下水道に入る為のマンホールギミック専用アクションですが戦闘でも使ってみたかったです。高低差を活かしたボスフィールドでのボス戦とかやってみたかったです。

ダンジョンの謎解きについて

ダンジョンの謎解きも難易度は低いと思います。工程が多く必要となるギミックはありません。火を灯す、レバーを引く、といったシンプルな動作で動くギミックばかりなのでサクサク進めます。失敗してもその場で何度もリトライ出来ます。

謎解きではそのギミックを動かす為に自身の魔法を活かすという点が非常に面白かったです。橋を架ける為の魔法の矢、火を灯す火の呪文、邪魔な壁を壊すボムの呪文、道なき道を行けるフックショットといった魔法を駆使する攻略は楽しかったです。

そして一番感動したのは、これでもかというぐらいショートカットを細かく用意してくれている親切さでした。ここに繋がっているんだ!という感動が随所にありました。雑魚連戦といったボス戦以外のリトライもショトカのお蔭ですぐなのでとても遊びやすかったです。緻密にダンジョンの構築がされている証だと思います。その優しさと作り込みに感謝したいです。

音楽が大好き

このゲームの一番好きな所は音楽です。本当に音楽が最高です。PS5上のゲームタイトルページに流れるメインテーマでこのゲームは良いゲームだと確信したぐらいには素晴らしいです。

特に内部かまどの機械稼働音とBGMのリンクや、エリアチェンジ時の曲の移行のスムーズさと、音に関するこだわりも強くて感動しました。

音楽はどれもどこか哀切が感じられる曲調なのが特徴です。それが常に何となく感じる死の気配だったりダークさというこのゲームの世界観に一役買っているのだと思います。

開発者であり音楽も担当しているDavid Fenn氏が自身のYou Tubeチャンネル上にサウンドトラックを公開してくださっていたのでずっと聴いています。

お気に入りはアヴァリス戦で聴ける「Avarice」、生い茂った遺跡等の雑魚戦で聴ける「Adventurer’s Battle」、古い物見の塔のダンジョンBGM「The Old Watchtowers」、ハイイロカラス戦「The Grey Crow」、そしてもちろんメインテーマ「Death’s Door」はアレンジ含めて全部好きです。特にロックアレンジは恰好良いです。

A True Ending / 真実の終わりについて


このエンディングについては理解力が乏しいせいで良く分かっていません。とりあえず眼が怖いという事だけ。

自分の解釈としては最初の人間=死神だと思っています。そして解き放ってしまった真実の力によって、我がカラス殿はただのカラスに戻ってしまったのではないでしょうか。

結局真実とは一体何なのか。誰か教えてください。

おわりに

本作は俗に言うインディーゲームです。このゲームを開発したイギリスのマンチェスターにある会社にはわずか2人しかメンバーがいません。この2人に加えて多くない数人のスタッフと共にこのゲームを作っています。
それを知った時このクオリティの高さを少人数で作り上げたという事実に驚きました。それ程このゲームはこだわりを持ってしっかり作り込まれているし、バランスもちゃんと取れているからです。

少人数での制作の弊害か、ボリュームが少ないと言う方もいらっしゃるかもしれません。実際かなりのんびりプレイしてそれでもクリアに20時間程度と最近のゲームにしては少なめです。
しかしこの世界を隅から隅まで歩いてみれば歴史を感じる遺跡やら像やらを発見したり、不思議な模様なんかを見つけては楽しむ事が出来てボリュームの少なさなんかちっとも感じませんでした。

プレイすればする程我がカラス殿が可愛くて仕方がないし、プレイすればする程戦闘も上達するし、プレイすればする程この世界観にどんどんハマっていきます。これも計算されているんじゃないかなとすら思います。

情熱と愛情を込めて作られているゲームに触れられて嬉しいです。プレイして良かったです。
本当に楽しかったー!!

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